今日の大阪はとてもいい天気。
そして、ちょうど20年前の今日、ガロのトミーこと日高富明さんは亡くなった。。。
GARO BOXの発売が延びに延び、ようやくまた収録曲の発表があったみたいやけど、、、
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Arch/MH/Garo/index.html
結局、動くガロ(DVD)についてはまだ内容確認中かぁ。。。
今となっては、ガロのメンバーと直接会って話して〜は、
ボーカルこと大野真澄さんくらいしか不可能なので、
トミーさんがどんな方やったのか知るとなれば、やはり、
活動当時のインタビュー雑誌、ファンの方の思い出、大野さんの思い出に
頼るしかないのが悲しい。それでも、既にこの世にいない人に魅力を感じるのは、
今現在残っている、トミーさんの楽曲、写真、映像とかからなんやろう。


そんな集めた情報の中から、トミーさんは相当のギター好きで、
たくさんの高価なギターを持っていたことが分かった。
それがまた、テクニックを重視するためだけではなく、
そのギターをステージで見せることに魅力を感じていたように伺えたのだ。
。。。これって、ア○フィーの高見沢氏もたぶんそうで。
ギターは見せてナンボの世界であって、テクニックはもちろんだが、
それよりも楽曲を彩る、ステージを彩る楽器と捉えてたのでは?と思うのだ。


74年8月の明星で、ガロのメンバーはそれぞれ旅行に行っている。
ボーカルはパリへファッション旅行。
マークこと堀内護さんはサンフランシスコやロスへ観光。
そして、トミーはロスへ楽器探しと、初めからトミーは、
「オレの旅行の目的は、とにかくレスポール・サンバーストという名器をどうしても
手に入れたかったんだ。」と語ってるのである。
明星って、小中学生の女の子が読むアイドル雑誌のはず。。。
そこに、おかまいなくギターについて熱く語りまくっている時点で、
よっぽどのギター好きってことが汲み取れた。


ひたすらサンバーストを求め続けてロスの楽器屋を巡ったトミーは、
最後は、58年製のオリジナルを1500ドルで購入したそうだ。そして、
「日本に持って帰ったら、すべてのミュージシャンがよだれをながすぞ。」やって。
もう、その時点で持ってることに満足なんやろなぁとも思った。


で、結局今回なんでまたサンバーストのレスポールについて、
私がやたら食いついてしまったのかと言うと、
最近、同じくギター大好き高見沢氏が、サンバーストのレスポールとは何ぞやと
熱く語っていたのを聞いたからだ。笑。
木目がとても綺麗なレスポール。。。

レスポール関連の本も併せて読んでみて、レスポールの奥深さが分かってきた今日この頃、
「ギターの王様」の、その形や色に惚れ込んだミュージシャンは一体、
どれくらいいるのだろうと考えてしまう。
なんせ、私もまた、音やテクニックは気になるところだが、
やはり、ミュージシャンがギターを弾いている姿。。。
衣装とギター、、、それが、ステージの雰囲気に合っているかどうかが
一番気になる部分なのだ!
てことで、ギターを見せることに気を遣っていたと思われる、
トミーさんこそ、かなり熱いミュージシャンやったと思うのである。
今となっては、その姿を生で見ることはできないけれど、
レスポール始め、フライングVやら色んなギターをテレビ番組等で披露していたことを
当時のファンの方に教えてもらったので、ぜひぜひ、映像、写真が残っているのなら
惜しみなく見せて欲しい!と願うばかりなのだ。