明日は堂本ブラザーズバンドの2ndライブらしい。
http://www.fujitv.co.jp/DOMOTO/
場所はZepp Tokyo
この場所は、自分にとっては思い出の地の一つ。
。。。もう2年前になるけど、高見沢氏のソロライブに初めて行った場所なのだ。
(その前に2回、公開録音でソロライブなるものは見てたのですが、フルライブはこれが初。)


でも、オールスタンディングで前が全く見えず、しかも就活中で、翌日が筆記試験という中での
ライブやったので、あまりノれなかったことを覚えている。。。
そんな沈み気分やったので、ライブ中盤、急に高見沢氏の口からガロと発せられたことで
悲しさ倍増。初めて高見沢氏の歌声、ギターを聴いて泣いてしまったのである。
http://d.hatena.ne.jp/yoiko70/20040301
(↑当時の日記。今読めば笑いそうになるくらい深刻な自分の姿。。)


また選曲が、大好きなトミーさんリードボーカルの曲やったせいもある。
「一枚の楽譜」。この曲はデビュー当時からガロファンの方からは、
ガロの曲じゃないと言われるような曲調で、歌謡曲、GS路線の曲なのだ。
でも個人的にはトミーさんの声とギターのカッティングが好きやったので、
高見沢氏が、「テレビでフライングVを持って演奏していた」みたいなこと
言われたときは、トミーさんもフライングVを使ってたんやと本当に感動した。
http://www.etcrec.co.jp/garo/gakufu.htm


ガロとアルフィーの関係は、事務所の先輩、後輩ということは周知。
また、坂崎氏と高見沢氏が一緒に日比谷の野音でガロのライブの警備のバイトをやった話も有名。
しかし、それ以上の話は滅多にアルフィーからも出てこないのが現状。
最近は坂崎氏がラジオや雑誌、本でちょくちょく取り上げるが、
それはあくまで、坂崎氏がガロというグループに衝撃を受けて、
それが1枚目のアルバムで。。。という話がほとんど。
実際、ガロといえば、1枚目と3枚目のアルバムの評価が高く、
この一枚の楽譜が入ってる「GARO4」というアルバムは
謡曲路線やとか言われ、評価がイマイチ。
http://www.etcrec.co.jp/garo/garo4.htm
だから尚更、高見沢氏がこの曲を選んで語ったことが衝撃やったのだ。。。


高見沢氏の口から、これ以上のガロとの思い出を聞いたことは自分の中ではない。
大野さんとの思い出は、↓このライブがきっかけで語っていただけたが、、、
http://d.hatena.ne.jp/yoiko70/20040924
マークさんやトミーさんとの思い出や、ガロのどんな曲に影響を受けたのか
などは聞いたことがないのだ。
でも、昔むかしの雑誌(たぶんギタースコア)の中の、アルフィーの歴史紹介文には、
「ガロにいかれた高見沢、(アルフィーの)メンバーとなる」と書いてあるのである。
ま、これはファンの人が書いた感じの文面なので、御本人の意図するところでは
ないとも考えられるが、、、
しかも、昨年2005年の誕生日に、愛知の自身のFM番組で、「君の誕生日」
流したという話を名古屋の友人に聞いたのだ。
http://www.etcrec.co.jp/garo/birthday.htm
「一枚の楽譜」に「君の誕生日」。。。共に、ガロがアイドル路線寄りになり、
テレビの歌謡番組に引っ張りだこになっていた頃の楽曲であり、
作詞作曲は有名な外部の方々。坂崎氏のようにファーストアルバムで、
衝撃を受けたファンの方々にとっては、路線が変わってしまったことで
複雑な気持ちの曲やったみたいだ。
そんな楽曲を紹介してくれた高見沢氏。
一体ガロのどういった部分に影響を受けたのだろう。。。
そこが私には今でもとても興味があり、疑問が残り続けているところである。


そんな私は、ガロのどこが好き?と聞かれると、その全てが好きと答えてしまう。
3人それぞれがリードボーカルをとることができ、3声の美しいハーモニーが魅力的。
音楽のジャンルが、フォークでもロックでも歌謡曲でもニューミュージックでも
決して一つにくくることができない幅広さ。
そして、ファッショナブルな洋服とギター。
70年代の最先端を全て取り込んだグループではなかったかと思うのである。
そんなガロにモロ影響を受けたなとアルフィーを見てると思わずにはいられない。
もちろん、ガロの先にはCSN&Yという、更に影響を受けたグループがいるが、、、

4 ウェイ・ストリート

4 ウェイ・ストリート

アルフィーとガロの関係。なかなか明かされない、特に話題にならない部分であるが、
アルフィーからガロに興味を持った私にとっては、これからもこの、
似てるようで全然違う2グループのファンでずっといたいし、
ずっと興味を持ち続けたいのだ。