3連休でまた東京に行ってきました。
ポール岡田さんのライブに行くのが目的でしたが、その前日に大学のゼミの先生が、パックマン展で講演をされるとのことで、せっかくなんで見に行きました。
http://pacman.com/ja/exhibition/index.html

入った瞬間、初代パックマンアーケードゲームが。もちろん、タダで何度でも遊べました。
貴重なゲーム機なのに。。。ムキになってスティック壊しそうになりましたけど。爆。

パックマンはその後、海外でも大ブームとなりました。↑これは、ATARIのゲーム機。他にもIBMNECの古いコンピュータと、各マシン用のパックマンが展示されてて貴重なものを見ることができました。カセットテープ型のソフトもありました。
その中で、ATARI 2600のパックマンは実際に遊ぶことができました。でも、このゲーム機が衰退したのが分かる気がします。。。画面が粗すぎてめちゃ遊びにくかった。。。
先生が講演で言ってたのが、パックマンは今のコンテンツ産業のビジネスモデルの先駆者といえるのではないかということ。
それは、パックマンというゲームソフトを核に、キャラクター、ファッション、カルチャー、デザインと様々な形となって発散していくビジネスモデルです。

↑これは、Tシャツ。

↑日本で見たことないようなキャラクターグッズもたくさんありました。
あとは、アニメや広告やgoogleのトップページにも!


現在コンテンツ産業は、パッケージソフトが売れない時代。。。ゲームに限らず、音楽、映像、書籍と年々売上げが減少してます。
そんな中で、コンテンツ産業が生き残るには?という話に講演は進んだのですが、やはり核となるパッケージソフトから発散した様々なモノや文化がこれからのコンテンツ産業を支える鍵になるんではないでしょうか。
音楽では、CDが売れない時代において、逆にコンサートとかの興行収入が増えているそうです。
CDを買わなくてもネット上でタダで音楽が聴けるようになり、逆に非日常の世界で生の音楽を聴くことに価値がシフトしてきているんですね。
私もその一人でありまして、もちろんパッケージソフトは今でも買いますが、何よりそれを生で聴く機会ほど貴重な体験はありません。
話が戻りますが、今回ポール岡田さんのライブに行ったのは、カーナビーツの楽曲が生で聴けるから。。。
もちろん、メインボーカルであったアイ高野さんは亡くなられているので、完璧に当時を再現することは不可能です。
でも、当時の雰囲気はやはり、当時そのグループに在籍された方じゃないと出せないのではないかと思っています。
曲にまつわるエピソードなど、貴重な話が聞けるのもその一つ。

個人的にぜひ生で聴きたいと熱望していた、日本語の「オブラディ・オブラダ」をやっていただけて大満足だったのですが、この曲、ビートルズの英語の詞とは全く関係のない日本語詞が付いているため、アイ高野さんはそんなに好きな曲じゃなかったそうです。。。
後期のメンバーであるポールさんもやはりそんなに好きじゃなかったそうで、、、
私にとっては、パロディ感覚で書かれた日本語の詞がおもしろおかしくて一度聴いてから耳からはなれなくなっていた曲なのですが、実際のメンバーの方はあまり思い入れのない曲であることが発覚しました。笑。
他に、生で聴いてみて原曲も聴いてみたい!と思うこともあります。
それは、今度はパッケージソフトを探すきっかけにもなるのです。