アルフィーからガロを知り、ガロからHAIRというロックミュージカルを知りました。
マークさんと大野さんのHAIR出演がきっかけでガロを結成したこと。。。そんな程度の知識でしたが、何か1969年を象徴する、「アングラ」、「ヒッピー」という言葉がぴったりのミュージカルだと思ってました。
そのHAIRというミュージカルの出演者の方が同窓会ライブを開催しました。
40年経つと出演者もみなさんオーバー還暦。。。観客もオーバー還暦。。。年齢層だいぶ高め。
何か場違いなところに来てしまったなぁという思いがいつも以上に強かったのですが、始まったとたん、ステージから凄く熱いものが降り注いできました。
Aquarious始め、ミュージカルの挿入歌の数々。歌も演奏も当時のまま再現とは言えない出来だったんでしょうが、どれもかっこいい曲でした。今聴いてもとても新鮮で。

ヘアー(日本語キャスト)

ヘアー(日本語キャスト)

↑今は廃盤の様ですね。。。
その中で、現役バリバリで歌ってる大野さんの声が一番響いてきました。
お決まりの(笑)ボヤきで、みんなちゃんと歌わないからリハで声をつぶした〜なんて言ってましたが。。。大野さんの声があってこそ、みなさん一つにまとまってたと思います。
あと、全員オーバー還暦と言いつつもステージに一人随分お若い方がいるなぁて思ってたら、大野さんとウーフ役をダブルキャストでやってた、ポール岡田さんでした!(元カーナビーツ)
大野さんはよくソロライブで、ウーフのテーマ曲「ソドミー」を歌ってますが、この日はポールさんと共演!
歌詞が放送禁止モノなんで、恥ずかしそうに歌っておられましたが超かっこ良かったです。笑。
ポールさんのファンになっちゃいましたですw
歌をまとめるのは大野さんでしたが、司会進行はポールさんでした^^
ちょうど、本も出されて、ご自身のHAIRに対する思いも語りつつだったので、なんとなくHAIRについて分かってきました。
HAIR1969 輝きの瞬間

HAIR1969 輝きの瞬間

また、ライブ中盤では、出演者それぞれのコーナーがありました。
加橋かつみさんと大野さんで「花の首飾り」と「青い鳥」。声の調子が悪かったそうですが、大野さんのサポートあって、タイガースのトッポがそこにいました。
そして!大野さんがめちゃくちゃボヤいてましたが、マークさんとガロプチ再結成!
「OHIO」、「たんぽぽ」、「ロマンス」、「学生街の喫茶店」となんかHAIRのライブ以上に盛り上がってました。爆。
個人的には、聴いてて凄く複雑な気持ちになりまして、、、思わず涙してしまいました。マークさんの声でですが。。。まぁ、これ以上は語らないようにします。。。
でも、今もガロは多くの人の心に残っているんだなということは伝わってきました。
ラストの、「Aquarious〜Let The Sunshine In」で会場は大盛り上がり。
おばさんおじさんが立ち上がってノリノリになってるのを、当時を知らない世代が傍観するといった感じでしたが、それはそれで、1969年という激動の時代を感じられた気分になれました。
「LOVE & PEACE」を全身で表現した時代。。。
私を動かす原動力は愛だ!なんて自分自身では思ってますが(笑)、40年経つとどうしてこんなに「LOVE & PEACE」て言葉が恥ずかしい世の中になってしまったんでしょうね。。。