昨日は、約一年ぶりにコンソーシアムで講義を聴いてきました。
http://www.consortium.or.jp/
タイトルは「偽ライカ同盟京都会議〜現代におけるアートとしての写真表現とその軌跡〜」
http://www.culture.or.jp/event/
パネリストに、田中長徳さん、坂崎さん、なぎらさん、東儀秀樹さんが来られ、まぁ、ぶっちゃけパネリスト見たさに参加したのですが、、、(爆)話の内容がとても興味深かったです。
坂崎さんと言えば、カメラコレクターなので、カメラのうんちく話で盛り上がるのかなと思っていたのですが、なんか、「銀塩カメラの未来とデジタルカメラの過去」というテーマになって盛り上がりました。
んでまた、東儀さんが要所要所でビシッとええこと言うてくれはって、とても知的な方だなぁと思いました。
思えば、坂崎さんもおっしゃっていましたが、レコードとCDは今現在、対立せずええ具合に生き残っています。でも、カメラは今や、フィルムを現像する、紙に残すという概念がなくなってきているのではないかとのことです。。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0601/12/news046.html
各メーカーが銀塩カメラの生産を大幅に縮小。その上、デジカメ市場ももはや飽和状態。。
カメラ業界はこれからどうなるんでしょう。。パネリストの方々はクラシックカメラもデジカメも両方もちろん使われていて、でも、やはり銀塩カメラのよさを熱く語られていました。
そう、古いものであっても、クラシックカメラは今でも現役バリバリなのです。
それほど、お金で買えない「ブランド力」をクラシックカメラは持っているのです。
最後になぎらさんがおっしゃった言葉がとても印象的でした。これは、カメラに限らず、アナログとデジタルを象徴する表現ではないかと思います。
「楽」…デジタルは「らく」。アナログは「たのしい」。